半導体用リードフレームを通して人々の暮らしに貢献
株式会社後藤製作所
(三菱マテリアルグループ)
(三菱マテリアルグループ)
GOTOH MFG Co.,Ltd.
・住所:岩手県北上市北工業団地1-17
・TEL:0197-66-6051/FAX:0197-66-6060
・代表者:代表取締役 熊谷淳一
・創業:1925年
・事業内容:半導体部品(リードフレーム・その他)および電子部品の製造・販売
・従業員:367名(海外子会社を含む)
・HP:http://group.mmc.co.jp/gotohmfg
一貫生産体制で海外にも広く供給
後藤製作所は今年で創業97年目を迎えました。現在は三菱マテリアル株式会社のグループ企業として、高品質な半導体リードフレームを世界中に供給しています。
リードフレームとは、半導体チップを固定して外部と接続するための部品で、自動車や家電製品、太陽光発電、風力発電など、電子制御を必要とするあらゆる製品にとって必要不可欠な存在です。現在、地球規模で進行している気候変動対策の一翼を担うパワー半導体用リードフレームの供給を通じ脱炭素社会の実現に貢献していきます。
当社ではリードフレームの新製品開発や金型の設計、製作、プレス、メッキ、検査、出荷に至るまで、一貫した生産体制を整備。海外の生産拠点として、フィリピンにゴトーフィリピンズコーポレーションを操業し、東南アジアの半導体メーカーに向けた製品供給も行っています。また、当社の高い技術力をもって作り上げた「短納期試作システム」は、試作のために新しく金型を作る必要がなく、納期や開発コストを大幅に削減。信頼性の高いサンプルの提供を実現しました。
私たちは創業以来「、未知への挑戦」と「不可能を可能にすること」を追求してきました。これからも最先端の超精密加工技術で産業界に貢献するとともに、より良い未来に向けたイノベーションを続けていきます。
- 安全教育から資格取得までサポート体制が充実!
親会社である三菱マテリアルは、グループ全体を通して安全教育に力を入れています。当社も、入社後は三菱マテリアルにおいて危険体感訓練を実施。また、業務を行う上で必要な「フォークリフト運転技能講習」や「動力プレスの金型等の業務に係る特別教育」などの資格取得に係る費用は、会社が負担しています。
- ワーク・ライフ・バランスで
モチベーションアップ!年間休日126日に加え、有給休暇を取得しやすい環境を整備。プライベートを充実させて仕事へのモチベーションアップを図っています。
後藤製作所の製造現場を見てみよう!
リードフレームが作られる工程を紹介します。
後藤製作所が製造する世界最高水準の半導体用リードフレーム
電気伝導性や耐摩耗性に優れたメッキ加工
三菱マテリアルが精錬した銅材料に、 全面またはストライプのメッキ加工を施します。ストライプメッキは、マスキングテープ方式でメッキが不要な部分にテープを貼付。ICリードフレームなど、ある程度形になってからメッキする製品もあります。
高い技術と経験で完成度の高い金型を製造
プレス工程で用いる金型は、設計から製造、組み立てまで技術部が行います。金型を作ることのできる企業は珍しく、当社には5ミクロン以下の段差を指先の感覚で判別する技術者も在籍。プレスマシーンは、80トンの精密高速マシンを使用しています。
製品を安定して供給し続けるために
最終的な品質確認は、クリーンルームの中で行います。当社では製品の精度と品質を維持するため、品質マネジメントシステムによる管理体制を整備。万全を期した上で、世界各地へ供給しています!