優れた技術で切り開くコンデンサの未来

ニチコン岩手株式会社は、ニチコン株式会社を親会社とするコンデンサメーカーです。ニチコン株式会社は1950年に創立して以来、さまざまな電子・電気機器に欠かせないコンデンサや回路製品の開発、製造、販売を手掛けてきました。現在はコンデンサ事業本部とともにNECST(NichiconEnergyControlSystemTechnology)事業本部を立ち上げ、家庭用蓄電システムや公共および産業用の蓄電システムなど、環境社会への貢献や災害対策などを視野に、独自の製品開発と販売を進めています。
そうした中、当社ではニチコングループの主力製品であるアルミ電解コンデンサの開発と製造を行っています。
コンデンサは、ほとんどの電子機器に使用されている重要な電子部品の一つです。電子回路や電源回路などに用いて電圧を安定させるほか、ノイズを除去して機器の誤作動を防ぐ役割も担っています。
近年ではSDGs(持続可能な未来を実現するための開発目標)の策定に伴い、さまざまな分野で社会課題の解決に向けた取り組みが行われています。特に自動車や車載関連分野においては、電気自動車やハイブリッドカーの普及拡大を目指した開発が加速。これらは走行中の安全性能にも関わることから、搭載する電子部品にも高い信頼性と優れた性能が求められています。
ニチコン岩手株式会社では、コンデンサの小型化や高耐電圧化、長寿命化など、市場ニーズに対応した製品を多彩にラインアップ。現状に満足することなく、さらなる性能アップを目指して、日々さまざまな角度から可能性を探究しています。
私たちはこれからも人々の暮らしを支えるとともに、より良い地球環境の実現や、明るい未来社会づくりに貢献していきます。