森林資源の有効活用で地域社会に貢献
株式会社
ウッティかわい
ウッティかわい
Wooty Kawai Inc
・住所:岩手県宮古市川井第6地割35番地
・TEL:0193-76-2324/FAX:0193-76-2588
・代表者:代表取締役 澤田令
・設立:1992年
・事業内容:構造用集成材の製造・販売、木質バイオマス発電
・従業員:126名
・HP:http://w-kawai.co.jp
純国産の集成材生産量は国内トップ
世界に誇れる品質と技術
世界に誇れる品質と技術
ウッティかわいは、北上山地の中央部、霊峰・早池峰山をはじめとする山々に囲まれた宮古市川井で1992年に創業した木材加工会社です。当初は13名でスタートした小さな工場でしたが、現在社員は126名に成長し、本社・戸草工場と蟹岡工場の2つの工場に加え、木質バイオマス発電を行う区界発電所で、製材、集成材、発電の3つを軸に事業を展開しています。地域材を使用した高品質の楽器関連部材の生産から始まり、そこで培った高い品質管理と製造技術をもとに、1998年から一般住宅向け構造用集成材の製造を開始。東北や北海道のスギ、カラマツ、アカマツを原料に高品質な国産構造用集成材を製造・販売しています。2014年には未利用森林資源や工場残材を燃料に、木質バイオマス発電所の運転を開始。発電した電力を再生可能エネルギーとして販売することで、地域の林業の活性化を図り、新たな雇用の創出など、地域を支える重要な役割を担っています。また、東日本大震災後は木材加工工場から不要になった樹皮を発電用の燃料として受け入れ、復興住宅の部材供給なども行うなど復興支援活動にも取り組んできました。
絶えず変化する時代のなかで、地域材の活用方法として開発した構造用集成材の生産量は、1998年の製造開始当初から17倍と伸び続けています。中山間地域であっても社員一人ひとりが夢を持ち、生き生きと働ける職場であることがより良い製品づくりにつながり、そして地域社会の活性化につながると考えています。
- 時代のニーズに合った集成材
当社の純国産構造用集成材の生産規模は国内トップクラスを誇ります。その品質は耐久性に優れ強度性能にバラつきが少ないのが特徴で一般住宅の柱や梁、土台に使われています。日本農林規格に基づき厳しい品質管理と最新設備の下で作られています。
- 木質バイオマス発電で
循環型社会を構築再生可能エネルギーとして、未利用森林資源や工場残材を燃料とする木質バイオマス発電事業を行っています。1時間当たり5800キロワットを発電し、そのうち5000キロワットを充電。1年間の総発電量は一般家庭10,000世帯分にも相当します。
- 資格取得をサポート
業務に必要なボイラー技士やフォークリフトの運転技能、木材乾燥士といったさまざまな資格取得のサポートをしています。費用も全額会社が支援しているので安心して専門分野の知識を深めキャリアアップにつなげてほしいと思います。