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産業界の自動化・省力化を支える自動制御機器の総合メーカー

SMC 株式会社

SMC Corporation

15SMC 株式会社
Data

・住所:遠野工場 岩手県遠野市青笹町中沢27-11-1
    釜石工場 岩手県釜石市上中島町2-4-1
・遠野工場TEL:0198-69-3111 / FAX:0198-69-3300
 釜石工場TEL:0193-23-4411 / FAX:0193-21-1000
・代表者:代表取締役社長 髙田芳樹
・設立:1959年
・事業内容:自動制御機器製品の製造加工および販売
・従業員:2,256名(釜石•遠野工場)
・HP:https://www.smcworld.com/ja-jp/

About Company

空気圧機器分野で日本・世界シェア No.1 を誇ります

 産業界の自動化・省力化を支える SMCは、1959 年の創業以来、空気圧機器をはじめとする自動制御機器の総合メーカーとして成長してきました。現在は世界 80 以上の国と地域に拠点を構え、2 万 3000 人の従業員が 70 万品目の製品群において、あらゆる産業分野のオートメーションに貢献しています。
 SMC の空気圧機器分野におけるシェアは国内 6 割以上、世界約 4 割と日本・世界シェアともにNo.1 を誇っています。空気圧制御技術とは圧縮空気を利用して機器を動かす技術です。自動車の組立・塗装ロボット、半導体製造装置、果物を仕分けする自動選果機、食品の包装など、工場内にある設備や装置の内部に組み込まれており、消費電力が少なく省エネ性能が高いことも特長です。また、構造や保守が簡単で価格も安価なため、世界中の生産工場でも導入が進んでおり、もはや空気圧制御機器がなければ成り立たないと言っていいほど、生産工場の自動化における重要な技術となっています。
 岩手にある釜石・遠野工場は現在、 2,256 人の従業員が働いています。2025年秋には遠野工場のエリア内に東京ドーム3.8 個分相当の広さを誇る「遠野サプライヤーパーク」を開業予定です。サプライヤーを誘致することでスピーディーで安定的な供給体制、BCP 対応、部品生産能力の拡大を図るほか、地産地消の食堂など、地域のオープンスペースとしての活用も見込んでいます。
 空気はクリーンな再生可能エネルギーであり、油圧などと比較して環境負荷が低いというメリットがあります。SMC は空気圧制御機器のリーディングカンパニーとして、 CO ₂削減を重要テーマとして掲げており、カーボンニュートラルの達成を目指す世界中の企業からも支持されています。これからも SMC は気候変動や少子高齢化といった社会課題の解決に貢献しながら、黒子のような存在として社会を支えていきます。

Message from Senior

八幡 尚稀

Syoki Yahata

❖所属:釜石工場 生産管理課
❖入社:2023 年 4 月
❖出身校:福井工業大学(花巻東高校)
❖趣味:野球観戦、ライブ鑑賞

仕事内容
釜石工場における実績管理や来客対応、工場見学にお越しになった企業の方々、学生の方々の案内を担当しています。地元が釜石市で、知り合いから福利厚生の面なども充実していることを聞き、この会社を選びました。

仕事のやりがい
最近、工場見学で案内した学生が SMC に入社したことを知りました。自分の説明がしっかり伝わっていたと思うと、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。ちなみに私の妻も今年 5 月から第二新卒として SMC の釜石工場で働いています。福井県出身ですが、「温かい職場で岩手に来て良かった」と言ってくれています!

多田 結香

Yuika Tada

❖所属:遠野工場 製造 2 課
❖入社:2024 年 4 月
❖出身校:岩手県立花巻南高校
❖趣味:韓国ドラマ鑑賞、ライブ鑑賞

仕事内容
「水用フロースイッチ」と呼ばれる、水の流量などを測定する機器の製造に携わっています。製造そのものを担当したり、製造前の部品の取り揃えを行ったりしています。

仕事のやりがい
初めは専門用語も全く分かりませんでしたが、働いていくうちに理解できるようになり、最近では逆に自分がパートの方々に教えることもあります。頼られることが少しずつ増えてきているのが、やりがいにつながっています。また、今年のファミリーデーにはスタッフで参加しましたが、先輩方のいつもとは違った父親・母親としての一面が見られたのもうれしかったです。

照井 涼太郎

Ryotaro Terui

❖所属:遠野工場 製造 1 課
❖入社:2023 年 4 月
❖出身校:岩手県立黒沢尻工業高校
❖趣味:サッカー観戦

仕事内容
マシニングセンタを使って、空気弁の加工を行っています。地元の遠野市で働きたかったのと、工業高校出身なので製品加工の仕事に就きたいと思い、SMC への入社を決めました。

仕事のやりがい
高校ではマシニングセンタの基礎的な部分しか触れてきませんでしたが、工場で働くには応用部分の技術も必要になってきます。最初は苦戦しましたが、今では機械をうまく調整できるようになり、やりがいを感じています。今年の SMC グループ技能競技大会では旋盤部門に出場したのですが、年上の方々と一緒に戦うので自分の技術レベルを知れるいい機会になりました。

About work
  • 家族に誇れる会社になるために

    遠野工場で働く従業員のご家族を招待する「ファミリーデー」を今年 7 月に開催しました。家族に誇れる会社であることをPR するとともに、SMC に対する理解を深め、将来の人材確保につなげるイベントとして行われ、当日は従業員のご家族や地元の高校生、SMCで働く特定技能外国人を含む 446 人が来場、スタッフも103 人が参加しました。

  • 技能の維持・向上を目指して

    技能者の自己啓発促進、技能の維持・向上を目的とした「SMC グループ技能競技大会」を毎年開催し、国や地域の枠を越えて優れた技能に触れることで切磋琢磨を図っています。競技内容は旋盤、溶接、空気圧装置の組立、フォークリフト操作など多岐にわたり、成績上位者には景品も贈呈されます。

  • 好きなことを続ける

    遠野工場・釜石工場の従業員で野球チームを結成し、今年 7 月にはファミリーデーの日程に合わせ、SMC 本社の野球部を招いた交流試合を開催。猛暑の中で激闘を繰り広げました。また、野球以外のスポーツでも有志によるクラブ活動が行われ、従業員同士が交流を深めています。